ツルムラサキ(落葵)

ツルムラサキって?そんなあなたの疑問を解決!!

つるむらさきの画像

ツルムラサキについて

つるむらさき(蔓紫)は別名セイロンホウレンソウとも言います。つるむらさきの原産地は熱帯アジア。つるむらさきのつるはほかのものに巻きついて1〜4mに伸び、紫紅色になるものと緑色のものとがあります。つるむらさきを食べる時は若い葉とつるを食します。つるむらさきにはその他にもバセラと呼ばれることもあります。

つるむらさき栄養価

ビタミンA

ビタミンAが欠乏すると夜盲症、ドライアイ、疲れ目の原因となります。また、皮膚や粘膜などの上皮細胞の形成にも関わり、不足すると肌荒れやかさつきが起きます。

ビタミンB2

糖質、脂質、タンパク質など多くの栄養素からのエネルギー生成に関与しています。体を多く動かす人はその分多く取る必要があります。特に妊婦や成長期の子供は十分に摂取しましょう。 また、皮膚や粘膜を健康に保つためにも必要で、不足すると皮膚炎、口内炎、舌炎などの炎症を起こしやすくなるほか、目の充血、肌荒れ、髪の毛の傷みなどにもつながります。さらに生活習慣病を予防するためにも必要です。

ビタミンC

コラーゲン生成の促進、免疫力を高める、抗ガン作用のあるインターフェロンの生成促進、抗ストレスホルモン合成補助、コレステロール値の低減など有益な働きがたくさんあります。 ビタミンCは体内に貯めておくことができないため、ストレス、喫煙、睡眠不足、偏食が多い人は要注意です。毎日欠かさず摂取しましょう。 その他、骨格形成や神経機能維持作用のあるカルシウム、血液中の酸素運搬機能を高める鉄などを含んでいます。

「つるむらさき」は、同じ葉ものでも茎の緑が濃かったり、どことなく紫色の筋がはいっているのが特徴です。熱帯アジアが原産のツル科で、独特の風味を持っていますが、それがクセになる!と仰る方も。

成分的には、カロテンやビタミンB2、ビタミンCが豊富なので、がんの予防や、疲労回復にはおすすめの食材です。また、カルシウムはほうれんそうの4倍もあるといわれ、鉄分やビタミンAもたっぷり。ですから、妊婦さんや成長期のお子さん方には、ぜひ召し上がっていただきたい野菜のひとつ!

鮮やかな濃い緑がお皿にもりつけられた料理をひきたたせ、食欲アップにもつながることでしょう。


野菜相互リンク
ツルムラサキ(落葵)